1950-04-18 第7回国会 衆議院 法務委員会 第31号
これを拒否しておりますると、彼は反軍論者なりと認定いたしまして、憲兵の尾行までもつかれるように相なり、とにかく当時の軍需大臣東條英機が一大訓令のようなものを出しまして、むりやりに日発に占拠させるに至らしめてしまつた。爾来この日本水力工業株式会社というものは全財産が大牧発電所であつたのをとられてしまいまして、ほとんど会社は有名無実になり、今日に至るまで一銭の補償も受けておらぬような状態であります。
これを拒否しておりますると、彼は反軍論者なりと認定いたしまして、憲兵の尾行までもつかれるように相なり、とにかく当時の軍需大臣東條英機が一大訓令のようなものを出しまして、むりやりに日発に占拠させるに至らしめてしまつた。爾来この日本水力工業株式会社というものは全財産が大牧発電所であつたのをとられてしまいまして、ほとんど会社は有名無実になり、今日に至るまで一銭の補償も受けておらぬような状態であります。